知ってるフィリピーナから突然メールが届く
「今日夜の仕事休むけどもアナタは?」
夜アルバイトが有るけども迷ってると返信する。
「何時もの居酒屋で逢う?」
どうしようかと迷ったが、行くことにして時間を決めて待ち合わせ。
何時もの小岩の居酒屋に8時に到着
先に着いた私は、先に店内に入り待つことに
知ってる顔見知りの若い女の店員が
「今日もお二人ですか?」
少し遅れてもう一人来ると言うと
「何時も一緒の方ですよね?」
うなずくと
迷わず、個室タイプのテーブルに案内をしてくれた。
人目を気にすることも無い、個室タイプの居酒屋人目をはばかるのには持って来いの作り。
暫くして現れたフィリピーナ
実にニコニコして笑いながら私のテーブルに座る。
それを確認した若い女の店員が、オーダーを聞きに来る。
フィリピーナは迷わず
「生ビールね!」
私は飲まないのでコーラを頼む。
それと料理をテーブルに乗り切らない量を( ̄。 ̄;)
居酒屋に来るといろいろ頼んで少しずつ全て食べたい衝動に駆られるから。
それを聞いてたフィリピーナが
「またそんなにいっぱい頼んで!」
「また残るんじゃないの?」
フィリピンスタイルで、いろいろ頼んで食べたいとこたえる。
此処までは何時もと同じ変わらない
料理を食べながら、いろいろ相談をされて
酔っ払って帰るフィリピーナなのだが・・・・・・・
この日に限って、何か含むものの言い方を
「貴方の事は前から好きなんだけども」
「凄く恐いんだよ」
「いっぱい女が周りにいるから」
「それは仕事だからしょうがないと思うけども」
既に知り合ってから十数年の歳月が流れるフィリピーナとの関係
友達以上恋人未満の関係が続く
喧嘩しては数ヶ月離れて、また向こうから電話が掛かってきての繰り返し
1回ちゃんとした関係で付き合ってみるかと言ったことがあったが
その時のフィリピーナの答は
「よい友達の関係でいたい」
「それだから二人は、喧嘩しても直ぐに元に戻ることが出来る」
もっとも、それは言い訳で困った事が起こると
迷わずに私に助け船を出して貰いたいから?
取り留めのない会話が3時間も過ぎた頃
居酒屋に来た、他のお客さんの手元を見ると傘が雨だれを垂らしてる。
どうやら外は雨が降ってる模様だ。
どうする、そろそろ出るかと言うと。
「私傘がない!」
大丈夫、きっと居酒屋にお客の忘れ物の傘が余ってるからと答える。
会計を済ませながら、若い女の店員に言ってみると
「ありますよ、ちょっと待ってて下さい」
と奥から傘を持って、返却はいらないと言ってくれた。
居酒屋から出て、傘をさすフィリピーナの腕が私の腕に絡む。
「これからどうするの?」
解らないと答えると
私の腕を引っ張るように歩き出すフィリピーナ
引かれるままに彼女に従って歩くと
ラブホテル街に入って行く
それが最初から決まってかの様に・・・・・
最初に目に付いたホテルに、腕を引っ張って入って行くフィリピーナ
残念ながら部屋は満室、そして次のホテルを目指す。
2軒目も部屋は満室状態でフィリピーナが・・・・
「やっぱり二人は、駄目なのかな?」
「このままで、いろっていうことかな?」
3軒目で空いてる部屋を確保
どうやら、最初の2軒に比べて格段に部屋代が高いかららしい。( ̄。 ̄;)
部屋に上がるエレベターの中で、彼女の待ちきれないとばかりのキスをされ。
部屋に入ると・・・・・・
「ビールが飲みたい!」
迷わず冷蔵庫の中からビールを取り出して
飲みながら、部屋に備え付けのマッサージ器に身を委ねて気持ちよさそうにしてる。
いきなり部屋に入るなり、ジーパンを脱ぎ捨て既に下着姿のフィリピーナが
前から同じ関係が続いてると思うくらいに。
「凄く寒い!」
と言いながら、ベットの中に入るフィリピーナ
それを合図と思い数分後に、フィリピーナの後に続いてベットの中に入る。
フィリピーナに寄り添い、彼女の口元に口を近づけると・・・・・・・
ビールを大量にのみ泥水していたフィリピーナから寝息が聞こえる。(゚ロ゚屮)屮
フィリピーナに腕を引かれて、此処まで来たのに??
フィリピーナの乳首に指を絡ませながら思う。
これで良い、ほんのちょっぴり寂しさが紛らわされた
フィリピーナに添え寝して、眠りにつくことにする
明け方の4時頃、フィリピーナが突然起きて叫ぶ!
「イカウもう4時だよ!」
「家に帰らないと、子供が待ってるから」
「昼間の仕事にも行かないと」
イカウは本当に面白いと一言いうと
「あはははははははは」
と笑い声が帰ってくる。
ホテルの出口で、別々の方向に向かって歩き始める二人。
決してこの先も同じ方向に歩くことは無いのかも?
「おはよう!」
「起きてる?」
「凄く頭が痛い」
これを書いてる今、届いたフィリピーナからのメール( ̄。 ̄;)