既に月曜日の話になるが、前日日曜日に掛かってきたフィリピーナからの電話。
「クーヤン月曜日に品川の入官まで行ってくれるかな?」
「子供と一緒に行くんだけど、小さいから混んだ電車乗る出来ない。」
昼間のアッシー君依頼は断るようにしてるのだが
普段からアッシー君の常連さんのフィリピーナで日曜日休みだという事も有って
引き受けて入管までのアッシー君を引き受けた。
「じゃ朝8時にお迎えお願いしますね。」
約束の朝8時にフィリピーナの家のバハイの前から付いたと伝えて
暫くして、小さい女の子の手を引いてフィリピーナが車に乗り込む。
まだ1才位で、確かにラッシュアワーの電車で入管に行くのは難しいかな?
「クーヤン、コンビニに寄ってくれるかな?」
「まだ子供にご飯を食べさせてないから何か買いたい。」
直ぐ近くに有ったコンビニに寄ってあげると
私にもお茶とおにぎり2つを買ってきてくれた。(*^o^*)
「弁護士が入管で待ってるんだ」
理由を聞いてみると。
どうやら既に旦那さんと別れてシングルマザーで子供を育ててるらしい。
当然離婚してると成るとビザの申請は、日本人との間に出来た子供から貰うのが普通。
その場合、働いてる所や現在の状況などいろいろ入管も煩い。
それを回避する為に弁護士を間に入れて手続きして貰うのが良い。
月曜日の入管、前日日曜日の休みも有って9時に付いたときには
たくさんの外国人が入管に入って行く。
「クーヤン帰りも乗りたいけども大丈夫?」
今迄の例だと、2時間から3時間で終了して入管から出てくるから
良いよと答えたのだが、これが・・・・・・・・・(^_^;
この日は真夏日で35度を突破。
入管周りは、日陰も無く車は直射日光で暑いこと。(T_T)
午前中はなんとか車に吹き込む風でしのいだが
「クーヤン番号350番、今180番だから」
「もうちょっと待っててね」
とお昼頃に掛かってきたフィリピーナからの電話
この時間にまだ半分という事は・・・・・(゚ロ゚屮)屮
何時終わるか解らないから1回帰ることにもいかず。
ひたすら待つことに成る。
車に吹き込む風ももはや熱風に変わって、入管のビルの周りを日陰を探して回る。
そんな場所は既に、待ってる車が探し当てて車を止めている。(T^T)
エアコンを全開にして車で待つこと既に5時間目に突入。
「クーヤンもうちょっとで終わるから待っててね」
「子供が一緒だから中で騒いで大変」
待つこと更に3時間・・・・
そう入管の終了する5時を回った頃に、ビルから出てきたフィリピーナと子供。
「遅くなってゴメンね」
彼女達を家に送り届けて、往復の時間も入れると10時間。
アッシー君の料金を聞いてきたフィリピーナに
往復の料金だけを告げると。
少しビックリした様子で、待ってた分と別にくれた。
ビザの取得の為とはいえ、高い請求なんか出来ませんよね。
それを受け取りながら、大丈夫なの?と聞いてみた。
フィリピーナはニッコリ笑顔で
「大丈夫です!」
時給換算すると・・・円(゜ロ゜屮)屮
入管のアッシー君はこれから絶対に断ることにする。(^_^)V