土曜日のお昼、起きたばかりのフィリピーナからメールが入る。
「おはよう!」
「まだ眠いよ」
眠いなら時間を変えるか?それとも今日は止めるかと返信すると
「行くよ!」
昨夜寝る前に約束した、パスタ店に遅い昼食を一緒に行くこと。
約束の時間少し前にフィリピーナのアパートの前に現着
トライクを止めて、2人歩いて駅に近いパスタ店まで歩いて向かう。
フィリピーナはボロニア、私はカルボナーラを選びサラダとガーリックトーストを追加。
食後のデザートは2人でチョコレートケーキをたいらげる。
「私が太ったらあなたのせい!」
・・・・だったら、あなたのせいが近頃のフィリピーナの口癖に。( ̄。 ̄;)
「家の裏の川にね、綺麗な花がたくさん咲いてるんだ」
「ダイエットで2人で少し歩くね」
今迄知らなかった、フィリピーナの家の裏にこんな場所が有ったなんて。
土曜日の午後、ポカポカ天気の中を暫く川沿いの遊歩道を歩く。
夕方の時間も近づいてきたので帰る時間に
遊歩道からの出口付近でフィリピーナが突然叫ぶ
「いやぁ〜これ何?」
フィリピーナの履いてるブーツの底に茶色い柔らかい物体が・・・・・・・・(゚ロ゚屮)屮
今時犬の糞を踏んづける人は中々いないと言うと。
叫びながら、遊歩道の草の上に靴底をなすりつけて歩くフィリピーナ
私の腕にしがみついて、倒れないようにしながら
その姿が余りにも滑稽すぎて、笑いが止まらない程に
そして笑いながらフィリピーナに言う
今日は運が付いたから良いこと有るよ、お客さんでもたくさん来るんじゃ無い?
きょとんとしてるフィリピーナに、運が付くはラッキーと同じと説明する。
妙に納得したフィリピーナだったが・・・・・(*^▽^*)
「これ履いて帰ったら臭いでしょ?」
「おねさんに怒られるよ」
そして今、メールが入った。
「ほんとにラッキーだったよ、お客さんが来てくれた!」